クライマーズ・ハイ★★★★★

1985年8月12日、羽田発大阪行き日航123便が群馬県山中で墜落、
地元新聞社でこの未曾有の事故に取り組んだ男たちの熱い一週間。
(クライマーズ・ハイ:登山時に興奮が極限まで達し、恐怖が麻痺してしまう状態。)

クライマーズ・ハイ オリジナル・サウンドトラッククライマーズ・ハイ オリジナル・サウンドトラック
(2008/07/02)
サントラ



監督:原田真人
出演:堤真一、堺雅人、尾野真千子、山崎勉、遠藤憲一、田口トモロヲ、高嶋政宏

実録社会派ドラマ
お勧め度:★★★★★
145分 日本 2008年

感想
同名のNHKドラマと比べてしまうが、こちらの方がインパクトが有った気がする。
ひとつの大仕事をやり遂げた男の生き様には感動があった。
この作品は堤真一の魅力を引き出し代表作となったと思う。
ハイテンションの新聞社内の群像ドラマが一番の見所ですが、
堺雅人の現場シーンも深く印象に残りました。

私にとって前作「魍魎の箱」「伝染歌」とすべりまくった原田監督でしたが、
この作品は邦画史に残る傑作だと思います。
横山秀夫の映画化では「半落ち」「出口の無い海」等イマイチな作品しかないのが
残念だったが、この作品なら面白いとお勧めできると思います。

横山作品の一番の魅力組織内の力関係人間ドラマが十分に堪能出来ると思います。
私が観たのは字幕版でしたが、(実は原田作品は台詞が聞き取り困難な作品が多いので)
これは有効でした。
でんでんさんによって群馬弁が面白く強調されていましたし、
前橋市でのロケだったようで余計に親近感を感じました。
地元群馬を知っていただくために是非みてほしい作品です(^^;

ストーリーはとにかく熱いドラマですとしか言えません。
原作はもっと熱いですが・・・。

330008view003.jpg
雑感
この作品で伝えたかった事は何だったのだろう。

著者が体験した日航機の大事故の真実なのだろうか。
いやそれはキッカケに留まるだろう。
このドラマはドキュメンタリードラマではない。
過労で倒れた山岳仲間の家族とその後でもない。
大スクープに踊らされ辞表まで用意した主人公達の
トライマーズハイ状態の熱い1週間の顛末が描かれているだと思う。

群馬で大事件といえば、大久保、連合赤軍事件しか思い浮かばない。
現在は管理職の古参の記者がコレに関わった事で巾を聞かせている地方紙では、
今度の大事故が起こった事で、主人公達にはこれを物にすれば社内の影響力が
一変する勢いがあると思われたのだろう。

主人公はこの事故の全権を任された事で、まさしくハイになってしまった。
高まりは記者生命をかけるところまで行ってしまうのだ。
しかし、スクープを賭けて時間いっぱいまで粘った記事に
踏み切る決断が付かなかった。
情報の信憑性のチェック、ダブルチェックの末の判断だった。
結果として裏目にでた判断に主人公は、
何を失ったのか、何を守ったのかと観客に問いかけているようだ。

報道の意味をいやと言うほど知りつくしている元記者の著者が
問いかける熱いドラマの映像化は私達に期待以上のさわやかな感動を教えてくれる。

これ以上の作品をこの監督に期待出来ないだろうというほどの傑作です。
褒めてます(^^;

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クライマーズ・ハイ

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クライマーズ・ハイ

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映画「クライマーズ・ハイ」

昨日 初日に行ってまいりました〜〜^^ 一言でいうならば とてもよかったです〜^^見ごたえありました。何か事故 事件があると 新聞記者 報道の仕事は 壮絶なんだなぁ〜と 感嘆いたしました。

コメント

非公開コメント

もう見られたんですね。
この作品、とっても楽しみにしてました。
評判も良いようなので更に楽しみです。

夢眠さん、こんにちは♪

初日で観てきました。
アクションは掴み合い位でしたが、
怒鳴りあいの迫力は有りました。
新聞の製作側の苦労が伝わってきました。
邦画界で久々に見応えのある作品に当たりました。

こんにちは♪
地元の民家がロケで使われたとか、
周りに事故関係の証言者が多いせいか、
久々に熱くなってしまいました。
そんなことは差し引いても、
最後まで緊張感があって時間の経過を忘れてしまいました。

kingbeeさん、こんばんは♪

ほんとに地元の方は大変だったろうと思います。
事故現場のシーンは余り無かったけど、
現場を見た原作者の希望だったようです。
新聞社内の人間ドラマが秀逸でした。
邦画も面白いものも有るのですね。

世界最大、未曾有の事故だったんですね。

おはようございます!
さすがにワトソンさん、早いですね^^
この作品への思い入れの深さを感じます。
原田監督、今回は自身の得意とする手法が
生かされた作品になったようで見ごたえありました。
長丁場にも関わらず、集中して鑑賞する事が出来ましたし。
でんでんさんの方言、私の所でも似ている所があって
親近感が沸きましたw
それにしても、事故の原因、悠木のあの時の決断を鈍らせた要因でしたが、未だに曖昧だったとは、知りませんでした。。あの当時ダッチロールという飛行機がお尻を振りながら飛行する名称を初めて聞いたのを覚えています。
TBありがとうございました!
私も・・・と思いましたが、ちょっと失敗したようですので後ほどお願いしますね^^


ぴーちさん、こんにちは♪

観て良かったです。
原田監督の入魂作のようです。
以前「浅間山荘」と「呪縛」を観た事が有るのですが、
実は社会ドラマが得意だったらしいです。
今作は監督の代表作になったのではと書いてました。

でんでんさんやってくれましたね(^^;
スクープの決断がこの作品を深い物にしてましたね。

もう一度NHK版を観てみようと思います。

こんばんはぁ。
野乃はあんまり邦画に興味がないのですが、なんだか面白そうですよね。
ワトソンさんお勧めだし、堤さん大好きなのでこれは観るべきなのかもしれません。
映画で見ることができるか最近の予定では難しいですが、DVDででも見てみたいと思います。i-179

弧晴さん、こんにちは♪

私も映画館での邦画はあまり観ません。
しかし、今回は横山作品、群馬、と言う流れで
鑑賞しました。
事故関係者にはお悔やみ申し上げますが
これがエンタメとしてすごく面白いのです。
新聞の使命は真実を伝えることですけど、
そこにも競争が有ったのです。
そんな競争社会を見つめたお薦めの作品です。
どうぞいつかご覧下さい。

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